緊急地震速報で携帯電話が激しく振動するシーンから始まる [日記]

先述の通り、『あまちゃん』が後世に名を残す名作となった要因は多数ある。だが“歴史的意義”という観点からもその最大の要因は、“3.11”の悲劇を作品の世界観を壊すことなく描いたことだ。東北地方?三陸海岸にある町が舞台ということで、放送前から東北地方太平洋沖地震をどのように描くのか注目されていた。威哥王

9月2日放送の133話は、緊急地震速報で携帯電話が激しく振動するシーンから始まる。だが、冒頭ではいつもの慣れ親しんだオープニング曲が流れた。あの未曾有の惨劇を描くのに明るいテーマ曲はそぐわないという視聴者への配慮、また演出の上でも緊迫感という意味で、流さないで放送するかと思われたが、『あまちゃん』制作陣は、あえてそれを選ばなかった。

「みんな無事 ごすんぱいねぐ」。北三陸の住民の安否は祖母の夏の短いメールでのみ伝えられた。震災後の北三陸の描写は、アキが地元に戻る3話の間で、ほんのわずかだけだった。
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